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最近増えてきた「サービスオフィス」。そのメリット・デメリットは?
今後レンタルオフィスと並んで一般的なオフィス形態になることが予想されるサービスオフィス。
うまく活用すると、独立したてのスタートアップ企業にとっては、これほど使い勝手がよく、コストを抑えたオフィス形態はありません。一方で、問題点なども含めてきちんと理解する必要があります。
サービスオフィスのメリット
一等地のオフィスが自社の住所に
サービスオフィスは、基本的にどこも誰もが知っているような一等地に構えているケースが多いです。そして、建物も高層ビルの1フロアをまるまるサービスオフィスとして展開していたり、外観や内装もクオリティーが高いケースが多いです。(レンタルオフィスは雑居ビルなども多くあります)
受付のクオリティーが高く、来客対応もバッチリ!
取引先の印象は、まず建物の外観、そして中に入って受付の対応、という流れだと思いますが、サービスオフィスは、この受付の対応クオリティーが非常に高いです。自社で雇うと高くつく内部スタッフも、クオリティーを担保しながら安価な賃料内に予め含まれているのも嬉しいポイントです。
サービスオフィスの提供企業それぞれに独自の付帯サービスが充実
サービスオフィスはその名の通り、サービスが付いたオフィスなので、この付帯サービスの充実に運営企業も力を入れており、それこそが差別化ポイントとなっています。
全体の印象としては、外観・内装のクオリティーと、業務の質を高めるための付帯サービスという感じですが、例えば、オリックスが運営しているクロスオフィス渋谷は、会議室は無料ですし、レンタルサイクルまで完備されています(30分250円)
また、老舗のサービスオフィス運営企業であるアイオスが運営する「アイオス永田町」は、地震に強い免震構造の建物設計で、永田町というアドレスも含め、取引先からは非常に良い印象なのではないでしょうか。
取引先も堂々と呼べる。
レンタルオフィスは、バーチャルオフィスも兼ねている場合も多いため、多くの企業が住所を利用し、玉石混合の印象ですが、サービスオフィスになると、レンタルオフィスと比べ、料金の敷居も上がるため、必然的に「きちんと」とした企業が入居することになります。入居している各企業の執務スペースもきちんと確保され、立地、外観、内装、ラウンジ、受付などどれを取ってもクオリティーが高く、取引先も安心して呼ぶことができます。
オフィスの広さは多彩なプランが用意されていて、人数に応じて選択できる。
小さいものだと10平米台のぐらいの広さから、大きいものだと100平米近い間取りまで用意されており、プラン幅が多彩です。今後のスタッフの増加予定スケジュールなども鑑みて、スタッフに相談してみましょう。
サービスのオフィスのデメリット
金額がそれなりに高い
一等地のアドレスに立派な外観、そして充実のサービス・・・・。当然、レンタルオフィスと比べるとそれなりの価格帯になってきます。
初期費用が安価になるメリットはありますが、月額の賃料だけ見ると、普通の物件が安い場合もあるかもしれません。物件選びは何を重視するかによりますので、サービスオフィスの場合は、あくまでも充実の付帯サービスにメリットを感じるようであれば、とても優れたオフィス形態だと思います。
当サイトでも多数のサービスオフィスを体験記という形で紹介しており、エリア別で探せますので気になる方はチェックしてみて下さい。