起業・独立

【起業を目指す人がサラリーマン時代に準備しておきたいコト】 その1「人脈」

サラリーマンと起業の違いは?

商売である以上、当然お金を払ってくれる人がいてこそビジネスは成り立ちます。起業すれば今まで務めていた「会社の看板」はなくなります。よくも悪くもサラリーマンとして会社に所属している間は会社があなたのことを守ってくれていたのです。

また所属している会社が大手であればあるほどその恩恵は大きく、その会社の社員だからこそ話を聞いてくれた、契約をしれくれた、というのは少なからずあると思います。

独立イメージ

そして忘れてはいけないのが給与です。サラリーマンはなんだかんだいって毎月決めれれた日に決められた給与が振り込まれます。サラリーマン時代は気にも留めなかったこの給与について独立するとその当たり前が当たり前ではないことに気づきます。

独立すると、1年後どころか1カ月後、いや1週間後の稼ぎさえ見えていない、というときもあるかもしれません。逆に言うと独立してすぐに1ヶ月後、2カ月後のお仕事、入金が見えていることのほうがレアケースでしょう。

独立すると否が応でも「お金」のことを考えるようになります。

会社経営にとってお金はガソリンであり、これがないと前に進むことができないのです。そしてその大事なお金を運んできてくれる人は結局は「人」なのです。独立したそのときに営業リストが0で新規営業から始める人はスタートダッシュの段階で既に厳しい状態に置かれています。もちろん素晴らしい商品やサービスであれば0からの新規営業でも売上の目途をたたせることも可能かもしれません。

しかし、世の中そんなに甘くありません。同じようなサービス・商品もたくさんあります。また営業スキルも必要です。運も必要です。会社立ち上げ当社は実績も何もないからこそ、あなた自身の今までの実績と信頼が鍵になるのです。そしてその実績と信頼を買ってくれてる人にまずはお客さんになってもらうのです。

逆にいうと会社員時代に準備しておくことが見えてきます。つまり会社員時代に自分のファンをどれだけたくさん作っておくかが大事なのです。

○○会社に勤めていたからあなたと仕事した、ではなく、あなたが担当だったから○○会社と仕事をしたんだよ、と言ってもらえるような関係性を築くのです。

ビジネスにおける人脈とは何?

「人脈」とはなんでしょうか?

ビジネスにおける人脈とは「お金を出してくれるか」、「人を紹介してもらえるか」ということだと思います。

信頼できる人でないとお金を支払えませんし、逆に本当に信頼しているのであれば、何のビジネスをするか聞く前にお金を出してくれる人もいるかもしれません。また人の紹介も同じです。信頼できない人に自分の大切な人を紹介なんてできません。

会社という看板を外して、自分だけを見てもらった際にそれでも「お金を出してくれる人」がどれだけいるでしょうか?
会社という看板を外して、自分だけを見てもらった際にそれでも「人を紹介してくれる人」がどれだけいるでしょうか?

そのような人が充分いる人は相当な人脈を持っている人だと思います。そして独立しても普通より高い確率で成功するでしょう。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

オフィスサーチ.biz 編集部

日本全国、300以上のシェアオフィスに実際に足を運び、使い勝手などを体験したシェアオフィスマニアが記事を執筆/監修。趣味が高じて宅地建物取引士の資格も取得。当サイトではシェアオフィスの現地取材、詳細な体験レポート・徹底解説記事などでオフィス選びの一助となるコンテンツを発信します。

-起業・独立