起業・独立

独立起業した人に聞いてみた! 起業を決意したきっかけは意外とフツーだった?

独立起業したい!起業した先輩たちは何がキッカケで独立開業することになった?

どこの企業にも属さずに、自分がしたい仕事を自分のスタイルで進めて収入を得る。

そんな働き方に憧れている人はたくさんいらっしゃると思います。でも「自分もいつか起業独立したいと思っているけど、何をしていいかわからないし、チャンスもない」と思っている人も多いのではないでしょうか。

そこで実際に起業した人たちに、起業独立を決意したきっかけがどんなことだったかを聞いてみました。

【起業理由その1】サラリーマン生活に疲れてしまったから

このような理由で勤め先を辞めて起業するなんて、軽くてマイナスな発想のようにも思えるかも。でも、ものは考えようです。会社などに勤めていると、自分が希望しない時期に希望しない部署への人事異動を命じられることがあります。業務内容はもちろん、勤務地が変わることもありますよね。それまでの担当業務の面白さに気づき、もっと深く幅広い知識を得ようと勉強していたとしても、会社はそんなことお構いなしです。

また、同僚や上司との意見の調整に気を遣うことも少なくないでしょう。会社のルールや決められた仕事の進め方などに従わなくてはならず、そのような毎日がいつしか大きなストレスになることも。

ばかばかしい派閥争い、非効率な慣習、ノルマや会議に振り回される毎日、一律にやってくる定年というタイムリミット、無駄な時間的拘束・・・。そんな状況を打破して自分なりの幸福感や満足感を得るためにはどうすればいいのかを考えた結果が、起業だったわけです。

【起業理由その2】思うような再就職ができなかったから

自分や家族の病気療養・結婚・出産・配偶者の転勤・親の介護などに伴って会社を辞めた人が再就職しようとするとき、一生懸命に再就職先を探してもなかなか見つからないことがあります。そんなときに、「いっそのこと、どこかに勤めるのはやめて個人事業主になろうかな」という思いが湧いて実行に移してしまったというケースです。

会社勤めのように決まった勤務時間数をこなさなければならない勤務形態では、小さな子供やサポートを必要とする老親がいる人は勤務条件を満たすことが難しいことも。仕事は十分にこなせる能力があるのに勤務条件という枠にはまらないがために再就職が難しいのだとしたら、自分で時間を調整できるフリーランスのほうが合っていますよね。

会社で働いていたけれど家庭環境の変化によって急に休んだり早退・遅刻しなければならない日が多くなったことがきっかけで、退職して起業したという人もいます。上司や同僚の理解が得られなかったり、理解が得られても自分自身が引け目を感じてしまってストレスが増大してしまうのなら、独立したほうがいいという考え方ですね。自分の裁量で働けるようになってから、忙しくさは変わらないけれど精神的にはずっと楽になったという人も多いようです。

【起業理由その3】経営者になりたいという夢や憧れをそのままで終わらせたくなかったから

こんな漠然とした思いが起業のきっかけになった人も、意外と多いようです。それも、「初めは起業して何をしようかという具体的なプランはなかった」なんて言う人も。

ただし話をよく聞いてみると、経営者になる夢を実現させたいという思いだけは、本気。本気だからこそ、ビジネスチャンスの種を見つけるのが上手なのです。自分が日々の生活の中で感じる不満や、周囲の人が何気なく口にする「こうだったらいいのにね」という小さなネタを解決するために起業した人たちです。「こんなお店があったら便利なのに・・・と思って探してみたけれど見つからなかったので、自分でお店を作ってしまいました」なんていう話、どこかで聞いたことがありませんか?

起業独立のきっかけは、決して特別なスゴイことではなさそうですね。つまり、あなたにもわたしにも、起業独立のチャンスはあるということです。会社に頼らない生き方をしたい!と密かに考えている人は、そろそろ本気でその思いを実現させる方向に一歩足を踏み出してみては?

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オフィスサーチ.biz 編集部

日本全国、300以上のシェアオフィスに実際に足を運び、使い勝手などを体験したシェアオフィスマニアが記事を執筆/監修。趣味が高じて宅地建物取引士の資格も取得。当サイトではシェアオフィスの現地取材、詳細な体験レポート・徹底解説記事などでオフィス選びの一助となるコンテンツを発信します。

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