秋の訪れを楽しむのもそこそこ冬がいきなり始まったような、2016年終盤です。これから年末にかけて、仕事もプライベートもなにかと忙しい日々が続きますよね。そんなときこそ心と体のメンテナンスをしっかりして、しっかりと乗りきりたいものです。
そこで今日は、色彩のパワーを借りてモチベーションを維持し、健康な状態を保ちましょうというお話です。
目次
色彩は内面をうつす鏡であり、パワーをくれるサプリメントでもある
わたしたちの周りには、さまざまな色があふれています。そして人の五感のなかでもっとも影響が大きいのが、視覚。人は意識せずとも、視覚を通してさまざまな色の影響を受けているのです。
また色選びは、その人の心身の状態を表わす鏡のようなものだといわれます。
今日、どんな色のワイシャツやネクタイを選びましたか?何色のワンピースを着てきましたか?カラーバリエーションのある小物を目の前にしたとき、いつも何色が気になりますか?
暗い気持ちのときには自然と黒色やグレーなどの暗い色を選ぶし、ハッピーなときには意識せずとも明るい色を選ぶものです。逆に言うと色の心理的効果を意識して着るものや持つものを選ぶことで、自分をより元気な状態にさせることができるわけです。
ときには気分が高揚しすぎて、落ち着きを必要とすることもありますよね。そんなときは心を落ち着かせる効果のある色を目に触れるところに置いて、コントロールするのがおすすめです。
レンタルオフィスではデスク周りの色使いを工夫するのがおすすめ
レンタルオフィスではあらかじめ、オフィス家具やカーペットが備えられている場合が多いです。壁やドアなど内装全体と調和して高級感がでるようにコーディネートされていたり、明るくカジュアルな感じにまとめられていたり。
そんなレンタルオフィスで自分の仕事や心身の状態をコントロールするために色選びをするなら、デスク周りに置く文具などの色で工夫するとよいでしょう。
わたしはモバイルバッテリーを利用して、色彩のパワーを取りいれるようにしています。常に何本かの色違いのモバイルバッテリーをデスクの上に重ねて置いているのですが、少しへこんでいる朝は元気が出るように黄色やオレンジ色を一番上にします。反対に仕事がうまく運びすぎたり興奮するような良いことがあったときには、ブルーを一番上にして心を落ち着かせるようにします。
シチュエーション別 色彩の効果をご紹介!
元気をチャージしたいなら暖色系を積極的に取りいれて!
なんとなく気分が上がらない、疲れがたまっている、落ちこんでいる。
それでも仕事をこなしていかなければ・・・。
「ちょっとキツイなあ」
そんなときは、赤・黄色・オレンジなどの暖色系の小物をデスク周りに置いたり、身につけてみましょう。暖色系の色彩には、血行がよくなって体温が上がり、胃腸の働きも改善するという身体的効果があります。気持ちのうえでも自然とやる気がわいてくるはず。仕事で失敗しても、もう一度頑張ろうという気持ちにさせてくれますよ。
イライラするときはピンクを取り入れて!
落ちこんではいないけれどイライラして困るというときは、ぜひピンクを取りいれてみましょう。ピンクには、緊張をやわらげて優しい気持ちにさせてくれる効果があります。
海外では刑務所などの更正施設の部屋の壁やドアなどを、ピンクにすることも多いようです。いらだっている収容者をピンク一色の独房に入れると、たちまち穏やかになるのだとか。
ビジネスでも電話の相手が無理難題を言ってきてイライラしそうなときには、ピンクの小物を目の前に置いていたら冷静に対応できるかもしれません。
落ちつきたい、癒されたいときは寒色系を取りいれて!
ブルーや水色には、血圧や心拍数を落ち着かせ、心を静める効果があります。少し疲れがたまっていて癒されたいときには、青色系の小物が視界に入るようにするとよいでしょう。
わたしはデスクの上に、水色のウェットテッィシュボックスと小さなゴミ箱を置いています。業務に没頭して少し疲れたときは手を休め、ウェットテッィシュで手やデスクを拭きながら休憩することも。いただきもののお菓子があるときは、そのままティータイムにして、最後はゴミを水色のゴミ箱へ入れます。
風邪ぎみのときには早めに薬を飲んだり休養して、悪化させないようにしますよね。それと同じように、心身の状態を意識的にコントロールするのも大切なことだと思います。
色彩のパワーを借りて、仕事や生活をよりよくするコントロール法。ぜひ一度ためしてみてください。