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人気のバーチャルオフィスを徹底解説
人気のエリアのバーチャルオフィス
バーチャルオフィスとは?
バーチャルオフィスとは、実際のワークスペースがない仮想オフィスのことで「住所貸し」を主目的にしたオフィスサービスです。
会社を設立するときは、法人住所を決めて登記する必要がありますが、一般の賃貸オフィスを借りるほどの資金的余裕がない場合や、オフィスを構える必要ないビジネスの場合、副業の場合などにバーチャルオフィスを利用されるケースが多くあります。
理由はバーチャルオフィスが一般賃貸オフィスやレンタルオフィス、コワーキングスペースと比較しても料金が圧倒的に安く、また手軽に利用できるためです。
繰り返しになりますが、ワークスペースの提供がないため、実際の仕事場とオフィス住所を切り離して考える必要があります。たとえば、実際の仕事場は自宅やカフェで、オフィス住所はバーチャルオフィスで契約した住所(自宅住所とは異なる)といった形です。
【参考記事】住所貸しとは?住所貸しならバーチャルオフィスがおすすめ!法人登記にも使える
バーチャルオフィスのサービス内容
バーチャルオフィスは「住所貸し」を基本サービスとしていますが、付加サービスがいくつかあり、ビジネススタイルに合わせて自由に選べるようになっています。バーチャルオフィスで用意される代表的なプランをいくつか紹介します。
下にいくほどサービス内容が充実し、料金も高くなります。
住所利用のみ
住所利用のみは最も安いプランです。登記はできませんが、住所利用ができるためHPや名刺に自社住所として記載可能です。最近では「住所利用のみプラン」を「ネットショッププラン」という名称で提供するバーチャルオフィス事業者も増えています。背景にネットショップを運営する際に関係してくる特定商取引法があります。
住所利用+登記
住所利用に加えて登記も可能なプランです。法人設立の際は登記も必要なので、ほとんどの人は登記も可能なプランを申し込みます。住所利用のみに申し込む人は全体の3割程といった印象です。(登記ありのプランに申し込む人は7割程)
住所利用+登記+固定電話番号/FAX番号付与
固定電話やFAX番号も欲しい人向けのプランです。東京であれば03-〇〇〇〇-〇〇〇〇といった固定電話番号を付与してもえます。携帯の080-〇〇〇〇-〇〇〇〇の番号だけでは会社としての信頼性に欠けるとお考えの人はセットで申し込むと良いでしょう。
住所利用+登記+電話秘書代行
電話秘書代行は、自分宛てにかかってきた電話に対して、専門スタッフが応対してくれるサービスです。例えば会議中や、電車・車での移動中のときでもスタッフが代わりに電話に出てくれるのでビジネスチャンスを逃しません。料金については、月間〇コールまで月額料金内で対応可能、〇コールを超えた分については1コールあたり〇〇〇円といったように「固定金額+従量課金」で設定されているケースがほとんどです。
バーチャルオフィスが向いている人
バーチャルオフィスは以下のような人に向いています。
- これから起業をする人
- オフィスや店舗を構える必要がない人
- オフィス賃料をできるだけ安くしたい人
- 副業でビジネスを行っている人
- ネットショップ運営者(特定商取引法のための住所が必要な人)
- 不動産賃貸業(不動産を複数の法人で所有している人)
バーチャルオフィスの料金相場
バーチャルオフィスの料金相場ですが「格安系」と「高級系」の大きく2つに分けられます。
格安系バーチャルオフィス 月額1,000円前後
格安系は「月額1,000円前後」となっており、"ランチ代1回分ぐらい" という驚くべき安さです。安いからといって難がある住所かといえば、そのようなことはなく信頼性の高い「一等地住所」をレンタル可能です。
格安系の代表としては「レゾナンス」「DMMバーチャルオフィス」「GMOバーチャルオフィス」などが挙げられます。「住所利用のみ」なのか、「住所利用+登記」なのかによって価格も異なりますが、以下のような価格設定になっています。
【レゾナンス】住所利用のみ:月額550円~、住所利用+登記:月額990円~ ⇒ レゾナンス解説記事
【DMMバーチャルオフィス】住所利用のみ:月額660円~、住所利用+登記:月額1,650円~ ⇒ DMMバーチャルオフィス解説記事
【GMOオフィスサポート】住所利用のみ:月額660円~、住所利用+登記:月額1,650円~ ⇒ GMOオフィスサポート解説記事
見ての通り、コスト負担の少ない価格設定ですが、住所はいずれも認知度抜群の一等地です。
提供エリアは限られていますが、自分が希望する住所に展開していれば是非検討したいところです。特に、「バーチャルオフィスの料金はできるだけ安いほうが良い」とお考えであれば非常に相性の良いバーチャルオフィスと言えるでしょう。
バーチャルオフィスによっては、転送時の送料・事務手数料、書留や宅配物の受け取り手数料などが別途必要なケースもありますが、もし転送時の都度課金が面倒、若干高くなっても月額料金内で郵便転送してもらいたいという人「ワンストップビジネスセンター」をチェックしてみるとよいでしょう。ワンストップビジネスセンターは月額5,240円で、臨時の転送費用以外は追加費用が一切なしです。
高級系バーチャルオフィス 月額10,000円以上
一方、高級系は「月額10,000円以上」となっており、こちらも当然、一等地住所です。違いは何かと言うと、ビルグレードや、提供サービス、運営会社のブランド力・コンセプトの違いなどが挙げられます。
例えば、高級系の代表として「リージャスのバーチャルオフィス」が挙げられますが、拠点によっては、東京エリアであれば赤坂アークヒルズや、渋谷マークシティ、新宿パークタワー、大阪エリアであれば、あべのハルカスや阪急グランドビルといったように「ランドマークビルの住所」を利用することができます。通常であれば、利用することが難しい、認知度抜群のランドマークビルを自社住所として利用できるわけですから、価格が10,000円以上でも借りたいという人はいるというわけです。
バーチャルオフィスとレンタルオフィス・コワーキングスペースの違いについて
バーチャルオフィスとよく比較されるオフィス形態として「レンタルオフィス」「コワーキングスペース」があります。
レンタルオフィスは個室をメインとし、プライバシー性やセキュリティを高めているの対し、コワーキングスペースはオープンスペースを基本として、コミュニケーションも重視しています。
バーチャルオフィスとの最大の違いは、レンタルオフィスやコワーキングスペースには実際に仕事ができるワークスペースがあるという点です。各オフィス形態の違いについては下の比較図を参考にしてください。
レンタルオフィス・コワーキングスペース・バーチャルオフィスの比較図
レンタルオフィス | コワーキングスペース | バーチャルオフィス | |
スペース | 専用の個室 | 共有のフリーアドレスデスク | なし |
利用人数 | 1名~数十名超まで | 1名ずつの契約が多い | - |
利用料金 | 月額数万円~数十万円超 ※1室ごと料金設定 |
●月額料金:1~3万円程 ●ドロップイン料金:1,000~2,000円程/時 ※1人ごとの料金設定 |
月額1,000円未満 ~5,000円程度 |
利用可能 時間 |
24時間365日が多い | 制限があることが多い (例)8:00-20:00など |
- |
共益費 | 別途請求ありが多い | 利用料金に含まれることが多い | - |
登記 | 利用料金に含まれることが多い | 別途有料オプションが多い | 利用料金に含まれる |