オフィスの選び方

レンタルオフィスの個室の選び方 ~窓付き or 窓なし~

レンタルオフィスの個室選び。料金だけで見ると窓無しが安いけど…、窓付き個室のメリットは?

最近の高層オフィスビルを外から見上げると、その多くが全面ガラスウォールになっています。外から見ると鏡のように見えて、スタイリッシュで高級感を感じさせるデザインですね。

サービスオフィス(レンタルオフィス)もそのようなビルに入居しているところが増えてきました。陽射しがたっぷり入る明るい空間は気分を高揚させてくれますし、気持ちのよいものです。そして日が落ちれば、今度は素晴らしい夜景を楽しませてくれますよね。

レンタルオフィスの個室を借りるときに料金表を見比べてみると、広さが同じであれば窓付きのお部屋のほうが窓なしのお部屋より高いのが普通です。

となると、少しでもコストセーブしたい個人事業主や2,3名の小規模企業の場合は、窓なしの個室を契約したくなるかもしれません。でも、ちょっと待ってください!やはりできることなら、窓付きの個室にしておいたほうがいいかもしれませんよ!

サービスオフィス(レンタルオフィス)で窓付き個室のメリットは?

【窓付き個室のメリット①】日光が健康に与える影響はけっこう大きい

お日さまの光を浴びると気持ちいいと感じますが、これは科学的にも証明されています。わたしたちの脳にはセロトニンという物質があって、これは幸せホルモンという別名で呼ばれることもある物資です。

セロトニンは精神の安定をもたらし、ストレスを減らす効果があります。そして、日光を浴びたり適度な全身運動をすることによって体内で増加することがわかっているのです。

もし日中のほとんどの時間を過ごすオフィスに窓が無かったら、幸せホルモン「セロトニン」の量は減少してしまうでしょう。セロトニンが不足すると集中力がなくなり、不安感やイライラ感が増します。ひどくなれば、うつ状態やうつ病につながることもあるそうです。

コストセーブのために窓なしの個室を契約したのに、うつ状態でメンタルクリニックにかかって治療費を払うことになったのでは逆効果。ですから、デスクワークが中心のお仕事形態であれば、窓付きの個室がよいかもしれません。

【窓付き個室のメリット②】セロトニンの量は夜の睡眠にも影響する

日中に陽射しをたっぷり浴びてセロトニンが十分に生成されていると、夜もぐっすりと眠れるようになります。これも科学的に証明されていることで、蓄えられたセロトニンは睡眠ホルモンとも呼ばれる「メラトニン」に変わり、質の良い睡眠リズムをもたらすのです。

不眠に悩む人が昼間に30分間の散歩することを習慣にしたら、睡眠トラブルが解消したという話もよく聞きます。

【窓付き個室のメリット③】セロトニン不足は生活習慣病にまで影響

生活習慣病のなかでもとくに、糖尿病の発症にセロトニンが関係することがわかっています。糖尿病は糖を分解するインスリンという物質が不足することで、血糖値が高い状態が続く病気です。

神経障害、腎症、心臓疾患、脳梗塞などさまざまな合併症へとつながり、生活に不便が生じたり命を落とすことにもなります。しかも初期段階の自覚症状がほとんどないので、サイレントキラーと呼ばれることも。そんな怖い糖尿病の原因の一つが、セロトニン不足だそうです。

人生100年時代といわれる昨今。できるだけ健やかに、元気に過ごしたいですよね。心身の健康や病気予防のための長期投資または保険と考えれば、サービスオフィス(レンタルオフィス)の窓付き個室にかかるコストも無駄にならないのでは?外出が多くてほとんどオフィスにいない方なら窓なしの個室もよいのですが、オフィス滞在時間が長い場合には窓付き個室を検討してみてもよいかもしれません。

オフィス選びの際は、東京はもちろん日本全国の主要都市の個室レンタルオフィスを紹介している当サイトで是非探してみて下さい。

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オフィスサーチ.biz 編集部

日本全国、300以上のシェアオフィスに実際に足を運び、使い勝手などを体験したシェアオフィスマニアが記事を執筆/監修。趣味が高じて宅地建物取引士の資格も取得。当サイトではシェアオフィスの現地取材、詳細な体験レポート・徹底解説記事などでオフィス選びの一助となるコンテンツを発信します。

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