目次
- 1 JR東日本のシェアオフィスは「駅近」ならぬ「駅ナカ」。メールチェックやちょっとした作業に便利そうだけど果たしてどんなシェアオフィス!?
- 2 サービス名は「STATION WORK(ステーションワーク)」。ブース型、コワーキング型、個室型の3タイプで展開予定
- 3 JR東日本のシェアオフィスが使える場所は「東京駅」「新宿駅」「品川駅」の3駅
- 4 JRのシェアオフィス「STATION BOOTH」ってどんなワークスペース
- 5 シェアオフィスの室内はこんな感じ!
- 6 シェアオフィス「STATION BOOTH」はいくつ用意されている?
- 7 シェアオフィスの設備は?
- 8 JRのシェアオフィスの予約方法は?
- 9 おわりに
JR東日本のシェアオフィスは「駅近」ならぬ「駅ナカ」。メールチェックやちょっとした作業に便利そうだけど果たしてどんなシェアオフィス!?
JR東日本が実証実験としてシェアオフィスを展開することになりました。
JR運営ということで場所は「駅構内」です!ワークスタイルの変化に伴い駅近一等地にシェアオフィスが誕生するケースも増えてきましたが、JRの場合は「駅近」ならぬ「駅ナカ」!
生活シーンに溶け込み、当たり前のように使う「駅」。
そんな「駅」の構内に誕生するシェアオフィスということで、サービス概要や使い方を抑えておいて、いざという時に使えれば便利そうですよね。
ということで、今回はJR東日本が展開するシェアオフィス「STATION WORK」についてまとめてみました。
《と、その前に簡単にサイト紹介も》
ちなみに当サイトでは日本全国のシェアオフィスを実際に利用し体験記として紹介していますので、シェアオフィスに興味がある人は是非チェックしてみて下さい。
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サービス名は「STATION WORK(ステーションワーク)」。ブース型、コワーキング型、個室型の3タイプで展開予定
さて、JR東日本のシェアオフィスですが、サービス名は「STATION WORK(ステーションワーク)」。
「STATION WORK(ステーションワーク)」には以下の3つのタイプがあります。
①ブース型「STATION BOOTH」
②コワーキング型「STATION DESK」
③個室型「STATION OFFICE」
JR東日本が発表したイメージ写真を見ると、3つのタイプはそれぞれこんな特徴かと。
①ブース型「STATION BOOTH」は、ドア付きである程度プライバシーを確保しつつ1人で籠れるタイプ
②コワーキング型「STATION DESK」は一つの空間に複数のデスクが用意されオープンな雰囲気
③個室型「STATION OFFICE」はドア付で、(おそらく)ある程度防音対策もされたオフィス空間。複数人でも利用可能な部屋も用意される?
料金は、①、②が従量課金で、③が固定賃料のようです。
各タイプの概要についてはこちらの図をご覧ください
※クリックで拡大できます
まずは期間限定で実証実験をスタート!
JR東日本の発表によると2019年度上期にシェアオフィス「STATION WORK(ステーションワーク)」の事業展開を考えているようです。
そしてそのための実証実験として「2018年11月28日~2019年2月20日」までの約3カ月間、駅構内にシェアオフィスが用意されます。
既に紹介した3つのタイプのうち、①ブース型「STATION BOOTH」で実証実験を行うようです。
ちなみにこの期間は、なんと「無料」で利用可能です!
※予約方法や使い方については後程説明します。
JR東日本のシェアオフィスが使える場所は「東京駅」「新宿駅」「品川駅」の3駅
さて、気になる使える場所ですが、「東京駅」「新宿駅」「品川駅」の3駅です。
いずれも駅別乗車人員ランキングの上位に顔を出す駅ですね。
出張はもちろん普段のビジネス移動で利用する人も多い駅かと思います。
ちなみに駅別乗車人員ランキングは以下の通り。「東京駅」「新宿駅」「品川駅」は上位5位にランクインしてますね。
1位 新宿 778,618人
2位 池袋 566,516人
3位 東京 452,549人
4位 横浜 420,192人
5位 品川 378,566人
6位 渋谷 370,669人
7位 新橋 277,404人
8位 大宮 255,147人
9位 秋葉原 250,251人出典:JR東日本HP/JR東日本エリア内の1日平均の乗車人員 2017年版
ビジネスマンの利用も多い「東京駅」「新宿駅」「品川駅」の3駅。
駅構内でパソコンを広げて仕事をする人を見かけることもしばしば。そんな時にこそ使えるのがJR東日本のシェアオフィス「STATION WORK(ステーションワーク)」ということですね!
具体的には「東京駅」「新宿駅」「品川駅」のどこにある!?
「東京駅」「新宿駅」「品川駅」に設置されるシェアオフィスの具体的な場所はこちら
※クリックで拡大できます。
JRのシェアオフィスが使える期間と時間・料金は?
使える時間は9時~21時。1人1日1回、最大30分まで!
【期間】2018年11月28日~2019年2月20日
【時間】9時~21時 ※1人1日1回、最大30分(予約は15分単位。要事前予約)
【利用料】無料
JRのシェアオフィス「STATION BOOTH」ってどんなワークスペース
こんなワークスペースです!
駅構内に設置したイメージはこちら!
シェアオフィスの室内はこんな感じ!
シェアオフィスの室内は1.21~1.44㎡ほどで、1人で籠れるぐらいのサイズです。
キューブ状のブース型のようです。まあ、一人で作業するには問題ない広さでしょう。
シェアオフィス「STATION BOOTH」はいくつ用意されている?
東京駅・新宿駅・品川駅の各駅に4ブースづつの合計12ブース。
意外と少ないという印象だったのですが、実証実験なのでまずはこんなものかもしれませんね。
ちょっと気になるのは
ただ、ちょっと気になるが「事前予約制」、且つ「4ブースしかない」という点。4ブースしかなくて果たして予約が取れるのだろうか。
メインの利用者はやはりビジネスマンだろう。そして利用シーンとしては例えば、急遽必要になったメール返信や、資料の修正作業など、今すぐ使いたい!というのが多そうなので、すぐに予約が取れるかが重要が気がする。
これが2日後であれば予約が取れる、となっても。。いや2日後は会社で普通に仕事出来るし、、みたいな。
まあ、そのあたりも含めたもろもろの実証実験だと思いますが。
シェアオフィスの設備は?
デスク、チェア、照明、無料Wi-Fi、電源、USBポート、暖房、モニター、アロマなど。
シェアオフィスというだけあって、仕事をするためのベーシックな機能は備えられています。メールチェックはもちろんの事、打ち合わせ前の急な資料作成・修正なども出来そう。
実証実験が行われるのは2018年11月28日~2019年2月20日の冬の時期ということもあり「暖房」も備えられていますね。
また珍しいのが「アロマ」。
様々な人が行き交う駅構内のシェアオフィスが故だと思いますが、「アロマ」が用意されているのは特徴的だなと思いました。
JRのシェアオフィスの予約方法は?
「JRのシェアオフィス」使ってみたいという方は以下の3ステップで予約・利用が可能です。
※予約は11/19(月)10:00 受付開始
《STEP1 会員登録》
①専用サイトからメールアドレスを登録
②登録したメールアドレスに、登録確認のURLが送付される
③メール内のURLをクリックし、基本情報を入力すると登録完了
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《STEP2 利用予約》
①会員専用Webサイトにアクセス
②ログインIDとして登録したメールアドレス・パスワードでログイン
③地図上からご利用したいSTATION BOOTH・日にち・時間を選択し、利用予約を完了
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《STEP3 利用(入室・退室)》
①予約時間になったらスマホで会員専用Webサイトにログインし、QRコード読取りメニューを選択
②STATION BOOTHのタッチパネルをタッチするとQRコードが表示される。スマホで読み取ると開錠されるので入室
③利用後は、サムターンまたは、レバーハンドルを操作し、STATION BOOTHより退出
JR新宿駅のシェアオフィスを実際に利用した体験記もアップしましたので参考にして下さい。
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JR運営の新宿駅シェアオフィス体験記
おわりに
以上、今回はJR東日本のシェアオフィス「STATION WORK」を取り上げてみました。
ここ数年で一気に増えた感のあるシェアオフィス。
ソフトバンク出資のWeWorkや、大手不動産の新規参入など何かと話題のシェアオフィス市場ですが、そのような中にあって鉄道という生活に根付いたインフラを保有するJRがどのような事業展開をしていくのか要注目です。