用語、メリット・デメリット

レンタルオフィスとは?

レンタルオフィスは独立起業間もない個人事業主や一人社長、少数企業に最適

業務に必要なデスク、チェア、ネット環境などが予め用意された状態で借りることが出来るできるオフィス形態で、1フロアを複数の企業に区切って、入居者に提供しているため、1つの1つのスペースはそれほど広くはなく、一般的には、2~5名ぐらいの規模向けの部屋が多いようです。

敷金・礼金が不要なケースが多く初期コストを大幅に下げれる

またコスト面で見ると、一般的な貸事務所と比較し、敷金や礼金が不要で、業務に必要な設備、ネット環境も予め用意されているので、初期費用・ランニングコストを節約できます。

一般的な貸事務所を借りると、電気・水道なども個別に手配・支払いが発生しますが、レンタルオフィスではそれらも全て運営企業が取りまとめてくれ、費用が毎月固定で分かりやすいのも特長の1つです。

またレンタルオフィスの運営企業は、バーチャルオフィスも合わせて運営している場合もあります。オフィスへのニーズも多様なため、そのニーズに合わせて、電話代行サービスなど多彩なプランを用意しています。プランとしては基本プランがまず存在し、その上でオプションプランとして、会議室利用や、電話代行プランなどがあります。

レンタルオフィス_机3つ

どんな企業が向いている?

シェアオフィスと違い(シェアオフィスとの違いについてはこちら)、自社専用の部屋が確保されるため、セキュリティーが気になる方や、独立したばかりでコストを抑えたいスタートアップ企業などに向いています。またサービスオフィスと比べると(サービスオフィスとの違いについてはこちら)、会議室の数や収容人数に限りがあるため、どちらかというと来客が多い企業よりも、取引先に出向くほうが多い企業や、デスクワーク中心の企業などが向いています。

どんな業種の企業が利用している?

広告代理業、経営コンサルティング、販売業、法務事務所、社労士事務所など様々です。また、毎月の賃料が安価なことより、地方企業や外資企業が、東京都心やその他都市圏に拠点を持っておきたい、という目的で借りるケースもあります。

レンタルオフィスの特長まとめ

・数名~5名程度の企業規模の利用が多い
・区切られた専用個室スペース
・光ファイバーなどのインターネット環境
・デスク・チェアなどのオフィス家具
・共有設備の充実(会議室・ラウンジ、プリンター、コピー)
・付帯サービスの充実(住所・電話番号の貸与や郵便物保管・転送、電話応対など)

レンタルオフィスとシェアオフィスの違い

レンタルオフィスとは原則的には専用の個室があり、その部屋専用の鍵で管理致します。そしてオフィス専用のデスクがあります。そのため、書類や冷蔵庫など自分で持ち込んだ備品などを置くこともできます。

一方、シェアオフィスはデスクを共用し、隣の席には別の知らない人が座る、ということがあります。専用のデスクがない、フリーアドレスタイプなので、自分のお気に入りの席に座りたい場合は早めに来て、場所を確保しておく必要があります。

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オフィスサーチ.biz 編集部

日本全国、300以上のシェアオフィスに実際に足を運び、使い勝手などを体験したシェアオフィスマニアが記事を執筆/監修。趣味が高じて宅地建物取引士の資格も取得。当サイトではシェアオフィスの現地取材、詳細な体験レポート・徹底解説記事などでオフィス選びの一助となるコンテンツを発信します。

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